銚子いいね!会議 お宝マップワークショップの様子

銚子いいね!会議

Choshi Iine! — Community & University Collaboration Project

「銚子いいね!会議」は、諸上ゼミが取り組む地域活性化プロジェクトです。 千葉県銚子市を対象に、地域資源の観光的価値や地域ブランドの形成について、 ゼミ学生と地域住民(とくに若手の方)・事業者が協働しながら実践活動を行っています。

豊富な資源がありながらも人口減や少子高齢化の課題を抱える銚子地域の将来を危惧した地域の方々と 2025年よりプロジェクトを立ち上げ、継続的なフィールドワークやワークショップの企画を通じて、 長期的な視点で銚子地域を活性化させることを目指しています。

消費者心理 地域ブランド 地域活性化 観光まちづくり フィールドワーク 産学連携 千葉県銚子市
共催: 諸上ゼミナール 銚子信用金庫 ビジネス環境整備株式会社

参加すると、こんな効果があります

まちの仲間ができる

お仕事では接点のない方や年代の異なる方と知り合うことができます。Uターンされた方や、銚子に来て間もない方が新しいつながりをつくる場にもなっています。

銚子の魅力を再発見できる

地域の外から来た大学生の視点を通すことで、毎日見ている風景が新鮮に映ります。「銚子ってやっぱりいいな」と改めて感じた参加者が多くいます。

事業・採用に活かせる

銚子の魅力を知ることで事業や日常生活に活かすことができます。自社の魅力を若い世代にPRする場としても活用できます。若手人材の維持・確保にも有効です。

研修・チームビルドにも

会社単位でのご参加も歓迎しています。フィールドワークやグループワークを通じて、社員同士の対話や地域への愛着を育てる研修としてお役立てください。

ワークショップ一覧

第6回 2026年9月11日(金) 準備進行中
お銚子フェス2026
📣 準備始動 6月20日、諸上ゼミ・木暮ゼミの学生が銚子スポーツタウンに集合。各ゼミのプロジェクトチームが練ってきた企画を関係者と共有し、具体的な準備がスタートしました。
法政大学諸上ゼミと埼玉大学木暮ゼミの2ゼミ合同で、大学生約60名と地域の皆さまが一緒に 銚子スポーツタウンを舞台に開催するフェスです。 運動場と体育館を舞台に、銚子の食・文化・風土を活かした参加型の企画を5〜6本、同時進行で展開する予定です。 どの企画も「やってみる」「体験する」「一緒につくる」がコンセプト。詳細は順次発表していきます。

🎪
9月11日 午後
フェス形式イベント
各企画を体育館・
グラウンドで同時開催
🔥
BBQ懇親会
大学生と地域の皆さまが
一緒に囲む夜
🌟
フィナーレ
花火が終わったら、
グラウンドに寝転んで
銚子の星空を全員で堪能

詳細は決まり次第このページで更新します。参加・協力にご興味のある方は acc.morokami@gmail.com までお気軽にご連絡ください。

第5回 2026年6月19日
大人の社会科見学 その2 ー銚子の技ー
「銚子の技」をテーマにした第2弾の社会科見学。大学生5名と地域の参加者が バスで銚子市内の5か所を巡り、普段は入れない現場を体験しました。

まず銚子商工信用組合4Fホールに集合。この日の会場は、社員の皆さんが普段フリーアドレスで働く開放的でモダンなライブオフィス。アロマディフューザーの香りが漂う洗練された空間を特別に貸し出していただき、場の雰囲気から心が少し浮き立ちました。趣旨説明の後、2社の出張プレゼンからスタート。 Little Flavorの吉井さんは、国内外のバルーンアート大会で幾度も優勝・入賞を重ねてきた銚子出身のプロアーティスト。その吉井さんの実演と指導のもと、 5班それぞれが風船で花を制作しSNS向け動画も撮影。 「七輪の花」やスローモーション撮影を活かした幻想的な映像など、各班の個性が光りました。

続いて森幸漁網・森田社長から漁網修理の仕事についてプレゼンと質疑応答。 「60歳でようやく一人前」という職人の世界の奥深さや、漁網の茶色が江戸時代の柿渋染めに 由来するという話に参加者から驚きの声が上がりました。 その後バスで森幸漁網の工場へ移動し、 クレーンで陸揚げされた大型漁網が専用トラックで運ばれ修理される実際の現場を見学。 まき網漁の仕組みから水中ドローン用ネットなど新事業への挑戦まで、 漁業を支える技術の幅広さを体感しました。 工場では多くの若い社員が真剣な表情で作業に向き合っており、 若手を大切に育てる活気ある事業所の姿が、現場に立って初めてリアルに伝わってきました。

銚子マリーナでは銚子産アムスメロンを試食。グループごとに銚子メロンの魅力が伝わるキャッチコピーを考えながらメロンを楽しみました。「勇気は一瞬、後悔は一生。アムスも一瞬。」が 会場の笑いを誘い、旬の短さと美味しさを絶妙に表現した傑作として盛り上がりました。

小澤染工場では、大漁旗の制作過程を実際に見学。 この日は小澤さん兄弟が下書きなしに一気に筆一本で大漁旗の下絵を描き上げるという圧巻の技を目の前で披露していただきました。 砂地の土間で職人が一枚一枚手作業で染め上げていく様子に、参加者全員が息をのんで見入りました。 漁業や節目のお祝い事に欠かせない大漁旗が、こうした職人の技に支えられていることを実感しました。

最後は今年創業80周年を迎えた株式会社トラヤのライブオフィスへ。 遠藤社長より万年筆の構造を丁寧に教えていただいた後、全員で1本ずつ組み立て、完成した万年筆はそれぞれのお土産に。 締めのグループワークでは「銚子には大漁旗があるので」から始まる銚子自慢や 銚子で働く・暮らす魅力について活発な議論が生まれ、解散後の懇親会まで交流が続きました。
当日のスケジュール
13:00 集合・趣旨説明(銚子商工信用組合 4Fホール)
13:30 Little Flavor ―バルーンアート実演・体験・SNS動画制作―
14:20 森幸漁網 ―漁網修理の仕事プレゼン・質疑応答・工場見学―
15:30 銚子マリーナ ―銚子アムスメロン試食―
16:30 小澤染工場 ―大漁旗制作の現場見学―
17:00 株式会社トラヤ ―万年筆組み立て体験―
17:50 まとめのワークショップ
18:45 解散・懇親会
バルーンアートの花を手に参加者全員で集合写真
Little Flavor・バルーンアート体験後、完成作品を手に
森幸漁網の広大な工場で漁網修理の様子を見学
森幸漁網の工場で大型漁網の修理現場を見学
小澤染工場で職人が大漁旗を手染めしている様子
小澤染工場で職人による大漁旗の手染め作業を見学
銚子マリーナで参加者がメロンを手に「勇気は一瞬、後悔は一生、アムスも一瞬」
銚子マリーナでアムスメロンを試食。当日生まれたキャッチコピーとともに
トラヤ・遠藤社長による万年筆レクチャー
トラヤ・遠藤社長による万年筆レクチャー
参加者が万年筆を組み立て、PILOTの社員がサポートする
一人一本の組み立て体験。PILOTの社員の方が技術的にサポート
株式会社トラヤのライブオフィスでまとめのワークショップ
株式会社トラヤのライブオフィスで1日を振り返るまとめワークショップ
第4回 2026年5月15日
大人の社会科見学 その1 ー銚子の食ー
バスツアーの形で大学生と一緒に、銚子が誇る海藻の専門店や水産加工会社を見学し、 6次産業化に取り組む農園での収穫体験も行いました。銚子が産地である伝統の醸造品・醤(ひしお)や、 新たな挑戦として注目される銚子産ワインについても生産者の方からお話を伺いました。 5つのグループ(トマト班・ワイン班・ひしお班・さかな班・わかめ班)に分かれた参加者は それぞれのミッションをこなしながら、改めて銚子の食の奥深さとその魅力を再発見しました。

当日のスケジュール
13:00 見学前のレクチャー(銚子信用金庫本店 8階会議室)
13:30 山田海藻店 ―ローカル食材「海藻」の魅力を探る―
14:30 エドノフーズ ―水揚げ量の多い港ならではの水産加工を知る―
15:50 とまりこ食堂 ―農場レストランでミニトマトの収穫体験―
17:20 銚子山十座古萬蔵商店 ―醤油・醤(ひしお)・銚子ワインの醸造文化―
18:00 1日のまとめ・各ミッション発表
18:30 懇親会

▶ グループミッション(例)

  1. 銚子のソウルフード「海藻」の魅力を伝える1分トークをする
  2. エドノフーズの加工品を組み合わせて魅力的な"銚子お土産セット"を提案する
  3. 観光客が「銚子で野菜体験をしたい!」と思うような写真を撮影する
  4. 歴史ある醸造(醤油・ひしお・ワイン)をお土産として買いたくなるキャッチフレーズを考える
  5. まちの人が、イチオシの「食資源」の魅力を大学生に3分でプレゼン
サバの試食体験
水産加工会社の見学でサバを試食
ミニトマトの収穫体験
農園でミニトマトの収穫体験
第3回 2026年2月13日
銚子の広告をつくろう ー銚子の夏の海編ー
銚子地域の企業・団体から参加した31名(12社)と大学生5名の計38名が、 「AIの広告を超えよう」というテーマで銚子の夏の海をPRする広告を制作しました。

ワークショップはまずAIが生成した銚子の広告を全員で眺め、「ここが銚子らしくない」 「この魅力よりもっといいアピールポイントがある」と突っ込むところからスタート。 銚子クイズや謎解きゲームでほぐれた後、大学生ファシリテーター付きの5グループに分かれ、 制限時間1時間半でターゲット設定から広告コピー・スライド制作まで一気に仕上げました。

出来上がった5つのコンセプトは「女子旅・癒し」「銚子レトロ("銚子レトロ みっけ!")」 「バイカー誘致("ヤエー銚子")」「都会人へのリフレッシュ提案」「隠れたパワースポット探し」と まったく異なる方向性。銚子の魅力は一つではなく、語る角度によって何通りにも輝くことを 実感した回となりました。懇親会では銚子の方言「ベイボ」(貝類の呼び名)が話題になるなど、 まちの生きた文化もあわせて学ぶ場となりました。
第3回広告ワークショップの会場風景
銚子信用金庫8階での広告制作ワークショップ
参加者が手描きで制作した銚子の広告「五感を癒せる銚子市!!」
参加者が当日手描きした広告アイデアのラフ案
第3回報告書 表紙
第3回 活動報告書
報告書をご希望の方は acc.morokami@gmail.com までご連絡ください。
第2回 2025年11月28日
銚子のお宝マップを作ろう
会場は犬吠埼ホテル内のチャペル。地元の方でも普段はなかなか入ることのない空間に、 銚子の企業・団体から集まった13名が、夕方の海を見ながら「お宝マップ」づくりに挑みました。

まず白地図を広げてみると、誰も銚子電鉄の正確な路線を描けず…銚子電鉄の竹本社長が 勘を頼りにフリーハンドで線路を引いたところから作業がスタートする、というにぎやかな場面も。 その後、「旅行者目線のマップ」と「地元愛あふれるマップ」の2種類を作り比べました。

旅行者目線では、美味しい食べ物・銚子ネコ・地元の人のあたたかさ・思い出の残る場所が 多く挙がった一方、「東映の岩」のように大学生が口々に挙げた有名スポットが 地元の参加者にはほとんど知られていない、という発見も。 地域の「外」と「内」で、見えている銚子の姿がこんなに違うのかという気づきが この回のいちばんの収穫でした。
地図にピンを刺してお宝を記録する作業の様子
地図にお宝を書き込む作業中
第2回ワークショップ参加者の集合写真
ワークショップ参加者の集合写真
第2回報告書 表紙
第2回 活動報告書
報告書をご希望の方は acc.morokami@gmail.com までご連絡ください。
第1回 2025年9月10日〜11日
銚子のいいところ探し
法政大学諸上ゼミと埼玉大学木暮ゼミの2ゼミ合同で、地域の企業・団体から参加した 19名の地元の方々と大学生41名、合計60名が1泊2日のワークショップを実施しました。 5つの班はそれぞれ銚子の食べ物にちなんだ名前(きんめだい・まぐろ班、いわし・しょうゆ班など)を持ち、 初めて顔を合わせる大学生と地元の方が一緒に銚子電鉄沿線を自由に歩き回りました。

夜は銚子電鉄・竹本社長によるユーモアあふれる講演の後、金島建設・金島会長よりご提供いただいた地ビール「銚子エール」(チョウシ・チアーズ)と、島長水産よりご提供いただいた大きな蛤を囲むBBQ懇親会。日付をまたぐまで話が弾みました。 2日目はバスでぬれ煎餅駅の手焼き体験(焼きたての柔らかさに歓声)、 地球の丸く見える丘展望館、ウオッセ21での海鮮ランチを経て、 絶景の宿・犬吠崎ホテルで最終発表会。閉会後は連絡先を交換して別れを惜しむ姿があちこちで見られました。

全グループに共通した最大の発見は、銚子の「人のあたたかさ」。 見知らぬ旅人にも気さくに話しかけてくれる地元の方の姿が、 外から来た大学生たちの心に深く残りました。この回で集まった気づきが、 その後のワークショップすべての出発点となっています。
銚子電鉄沿線のまちあるきの様子
銚子電鉄沿線を中心にまちあるき
第1回ワークショップ最終発表会の集合写真
最終発表会・参加者全員での集合写真
第1回報告書 表紙
第1回 活動報告書
報告書をご希望の方は acc.morokami@gmail.com までご連絡ください。

みんなで見えてきた銚子の姿

複数回のワークショップで繰り返し浮かび上がってきた発見と、プロジェクトが向き合っている問いの記録です。

人のあたたかさ

見知らぬ旅人にも気さくに話しかける地元の方の姿は、第1回のまちあるきで大学生全員が口をそろえた最大の発見。第2・3回でも内外双方の参加者から繰り返し挙がり、銚子のいちばんの資源として定着している。

内と外で見えている銚子が違う

「東映の岩」は旅行者には有名な撮影地だが、地元の参加者のほとんどが正確な場所を把握していなかった。逆に地元の人の日常の中にある誇り(地元グルメ・コミュニティ・行きつけの店)は外から来た人には見えにくい。この非対称性がプロジェクト全体の問題意識の核にある。

魅力は一つではない

第3回の広告制作では、同じ銚子の海をテーマにしても「女子旅・癒し」「銚子レトロ」「バイカー」「醤油食べ比べ」「隠れたパワースポット」と5つのまったく異なる切り口が生まれた。どれも説得力があり、銚子の魅力は語る角度によって何通りにも輝く。

食と醸造の厚み

海藻・水産加工・農業・醤油・醤(ひしお)・銚子ワインが一つのまちに揃う。第4回の社会科見学でその奥深さを改めて体感。「観光としての食」だけでなく、産業や生業としての食が銚子のブランドを支えていることが浮かび上がってきた。

地域に根ざした人たちが、プロジェクトを動かしている

銚子山十の室井社長から託された調査資料、自らハンドルを握って学生を案内してくれる金島会長(金島建設)と新家社長(ビジネス環境整備)——銚子には、若者の活動に本気で伴走してくれる面倒見のいい大人たちがいる。見返りを求めず、一度きりでもなく動き続けてくれるその姿が、このプロジェクトのいちばんの土台になっている。

野球が刻んでいるアイデンティティ

「銚子といえば?」という問いに、一定以上の年齢層が迷わず「野球」と答える。銚子商業の甲子園の話になると、声に熱が入る。外から来た者の目には、この熱量は非常に鮮烈に映る。まちのアイデンティティが何によって形成されるのか——銚子は、そのことを考えさせてくれる場所でもある。

「当たり前の海」の中にある伸びしろ

大学生が銚子を訪れてまず驚くのは、海の近さと美しさだ。ところが地元の参加者に聞くと「海は別に……」という反応が返ってくることが多い。日常に溶け込みすぎて、魅力として意識に上っていない。外の目には銚子最大の資源に映るものが、まだ十分に活かされていないとすれば——そこには大きな伸びしろがある。

つながれば動き出す、若者たちの潜在エネルギー

外の空気を吸って銚子に戻り、家業を継いだり起業したりする若者が少しずつ現れている。それぞれに力を持ちながら、横のつながりはまだ薄い。その連携が生まれたとき、銚子は大きく動くかもしれない——このプロジェクトが長期的に向き合いたい問いの一つが、ここにある。

点在する魅力を、つなぐ物語がまだない

銚子には、食・産業・歴史・自然・人——それぞれに素晴らしい資源がある。ただ、それらが一本の流れとしてつながり、「銚子といえばこれだ」と多くの人が共有できるストーリーになるには、まだ至っていない。語られることはあっても、長くみんなで支え続けることの難しさもある。「どう編み上げるか」と「どうしたらみんなが支え続けたくなるか」——この両輪を同時に考えることが、このプロジェクトの最も根本にある問いかもしれない。

ご協力いただいている企業・団体の皆さまへ

このプロジェクトは、銚子を愛し、銚子の未来を真剣に考える地域の皆さまとの出会いから生まれました。現場を開いてくださった方、社員を送り出してくださった方、議論に加わってくださった方。そのひとりひとりのおかげで、「銚子いいね!会議」は続いています。
これからもどうぞよろしくお願いします。

共催

諸上ゼミナール ビジネス環境整備株式会社 銚子信用金庫

参加・協力企業・団体

金島建設株式会社 銚子商工信用組合 銚子電気鉄道株式会社 銚子通運株式会社 銚子スポーツタウン 森幸漁網株式会社 有限会社〆印島長水産 株式会社トラヤ チョウシ・チアーズ株式会社 有限会社時友商店 南関東日野自動車株式会社 あかつきの宿大徳 株式会社エドノフーズ 大樹生命保険株式会社 skreen(映像協力) 山田海藻店 とまりこ食堂 銚子山十 座古萬蔵商店 Little Flavor 銚子マリーナ 小澤染工場 CSネットワーク株式会社 銚子経済新聞 銚子市地域おこし協力隊 外川ミニ郷土資料館 埼玉大学木暮ゼミナール

※ 社会科見学の訪問先として参加いただいた企業を含む。順不同。随時更新。

参加者の声

銚子ってやっぱりいいな
学生の視点を通すと新鮮に映る
銚子の一番の魅力は、ここで暮らす人たちだと感じた
普段は気づかなかった魅力に改めて気づかせてもらえた

活動の様子

紹介動画

「銚子いいね!会議」第2回ワークショップ 紹介動画

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